ラディスラフ・ヤーセク

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ラディスラフ・ヤーセク(Ladislav Jásek, 1929年11月16日[1] - 2023年3月[2])は、チェコスロバキア出身のヴァイオリン奏者。[3]

モジナ出身。[4]6歳でヤン・ドヴォルスキーにヴァイオリンを学び、その後、インドルジヒ・フェルド、ベドルジヒ・ヴォルダンの各氏に師事して1948年にヴァンチュラ王立ギムナジウムを卒業。1948年から1952年までプラハ芸術アカデミーでヤロスラフ・ペケルスキーの薫陶を受けた。[5][6]1956年にカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、[2]国際的に演奏活動を行った。1959年には初来日も果たし、1959年から1962年までオーストラリアのアデレードのエルダー音楽院で教鞭を執ったが、[4]チェコスロバキア秘密警察の監視下に置かれるようになったため、1960年にオーストラリアに亡命。[3]1963年から1966年までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に参加したが、1966年から1969年までブリスベン音楽院、1969年から1973年までニュージーランドのオークランド大学で後進の指導に当たった。1973年からシドニー歌劇場のコンサートマスターを務め、1983年にはアデレード交響楽団のコンサートマスターに転出。[4]また、アデレード交響楽団のコンサートマスターに転じた年からエルダー音楽院に復職していた。[3]1993年に引退。[2]

キャンベラにて没。[7]

脚注

  1. アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
  2. 2.0 2.1 2.2 アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
  3. 3.0 3.1 3.2 アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
  4. 4.0 4.1 4.2 アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
  5. アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
  6. アカデミーではイローナ・シュティエパーノヴァ=クルツォヴァーにピアノも師事した。(アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ)
  7. アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ